Story

かつて人と精霊とが共に在った時代、世界にはたえず精霊たちの《歌》が響き渡っていた。

はるか時は流れ、いつしか精霊たちは姿を消し、人々は彼らの存在を忘れ去って久しい。

けれど…

綴られた歴史の綻びに、あるはずのない文明の片鱗に、一人の考古学者が、その存在を見いだしていた。

姿は見えずとも、彼らは今もここにいる。

《歌》は今も、この世界に響き続けている。

精霊たちの《歌》を捉えては書きとめた膨大な記録から、

彼らの「言語」を読み解き、対話を成す。

なぜ精霊たちは人々の前から姿を消したのか?

失われた歴史を、見つけ出すその日まで。

これは、世界に再び人と精霊との絆を取り戻し、​後に《精霊学者》と呼ばれる男の物語。